情けない記事
いきつけの美容室に置いてある雑誌は「ヴァンサンカン」やら「家庭画報」やらなにやら、分厚くて重たくて、セレブママの一日だの、、お受験ためのファッションなど、、まったく住んでいる世界が異なる人々向けの雑誌ばかりで、もっと気安く読める週刊誌を置いてくれればよいのになぁと思っていつも不満です。
その雑誌の中でも、一番軽量で読んでいても腕が疲れないHanakoをついつい選んでしまうことがあるのですが、この雑誌の巻末のよしもとばななとばななと蝶々の往復書簡という記事を読んで、この雑誌の読者層がどの程度なのかわからないですが、とても情けない暗澹とした気持ちに毎回なるのです。
よしもとばななは、あの吉本隆明の娘です。
父親の本は何冊か読みましたが、「キッチン」はたしか読んだような気がしますが、大島弓子の劣化コピーのような小説に興味はなく、それっきり感心のない作家だったのですが、Hanakoの巻末エッセイを書く作家になっていたようです。林真理子しかり、この雑誌のエッセイを担当すると、自動的にセレブ気取りの傲慢な人物になってしまうのでしょうか。
つまり、セレブ気取りの傲慢な人間になりたいと願う読者からの、あきらかな需要があるということなのかもしれませんが。。。
コンビニのレジ打ちというれっきとした職業を小馬鹿にするような内容の発言を元銀座のホステスで蝶々という人物がするのですが、よしもとばななは年上の作家として、そのような言動を思慮深く嗜めることもなしに、うんうん解る解るといった返答をし、そして、あるときは、自分はジャージで近所を歩いているが、そのジャージは有名ブランドのものだとか、ジャージで歩いていても、付けている指輪は100万円するものだなどがっくりしてしまう記事が目に余ります。
こういう記事を面白いと思って掲載する編集者の品性も疑ってしまいますが、、吉本隆明は娘がどういう文章を書き散らかしていても、気にならないのでしょうか。。
このよしもとばななさんと、蝶々さんには、是非とも、「君たちはどう生きるか」をよく読んでいただきたいと思ってしまいました。
それとも、あなたたち下々の庶民の皆さんと住んでいる世界が違うから無理ですといわれてしまうのかな?とほほ・・
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