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2010年4月25日 (日)

救急隊長はカッコよい

先日、家の近くで食事をしようと出掛けたら、行こうと思っていたお店の真正面で、男性が突然倒れました。奥さんと子供二人の四人のロシア語圏からの旅行者らしく、旦那さんが倒れた模様です。

眼から血を流して、動きません。そばにいたサラリーマン風のおじさんが、「救急車呼ぼうか?」というと、「でも、保険に入っていない」と言います。(ちなみに、この奥さんは日本語ペラペラでした)。

でも、旦那さんの眼からの血はとまらず、起き上がることもできません。「そんなこと言っている場合ではない、大丈夫だから、救急車を呼ぼう」ということで、おじさんが119番通報をしてくれました。小雨がふる、寒い夜でした。「大丈夫、救急車はすぐくるから」と奥さんを励ますおじさん。ところが。。。救急車来ない。。本当にこない。サイレンの音すら聞こえない。。すんごく寒いのに~!!どうしたことやら。結局到着したのは、通報から30分以上経っていました。。患者の出血は大丈夫なのだろうかとても心配になってしまいました。

ようやく救急車が到着。救急隊員の人が3人やってきました。どうやら、倒れたときに、腕の骨も折れたらしいです。意識はあり、問いかけにも返答できるようです。救急隊長さんは、てきぱきと隊員さんに指示をしています。漸く救急車に乗ることができましたが、今度は、、これから病院を探すとのこと。。患者が救急車に乗ってそれから救急車が出発したのが20分後くらい、、おそらく病院に着くのに10分くらいかかったとして、通報から入院まで1時間以上かかってますよ~!!これでは、重篤な患者だったら、まちがいなく死んでます(おそろしい)。

救急隊長さんはとても有能で、カッコよかったですが、他のふたりの隊員が、あの。。新入生?というくらい、マゴマゴ、おたおたしていて、こんな救急隊員いやだ~という印象でした。隊長さんのご苦労が偲ばれます。。でも、この隊長さんの下で修行したら、あっという間に隊長さんのようなカッコの良い隊員さんに成長することでしょう。

日本の救急医療情況はもはや後進国並みかもしれません。。怪我や病気のもしものときでも、かろうじて自分で道まで歩いていけるようでしたら、救急車を呼ばずに、自家用車、またはタクシーを拾って最寄の救急外来に駆けつけた方が、よほど生き残れる確率はたかなようです。

あの外人さん、保険に入っていないし、明日の飛行機で帰国しなきゃいけないの。といっていましたが、無事にご帰国できたのでしょうか。少し気になります。やはり、海外旅行では、必ず保険らないとだめですね。

あの日はとても寒かったので、あたたかいお店から、急に寒いところに出たので、血圧の関係で眼底出血でもしたのではないかと、、素人判断ですが。。あのとき、彼らのために、救急車を待っていた通行人たちは10人くらいいましたが、そこにいたのひとたちは、倒れた旦那さんに傘をかしてあげて雨風を防御したり、近所の居酒屋さんにかけつけ、お絞りを借りてきてくれたりし ていました。「大丈夫だよ」と何度も声をかけたり、なにかできることはないかと、そこにいる皆が心配で一杯だったと思います。世の中、、結構あたたかい。まだまだ捨てたものではありません。

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