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2014年4月 9日 (水)

DIGGING To AMERICA

著者 アンタイラー VINTAGE BOOKS

翻訳されていないため、原書を2006年6月9日に購入してから、なんと8年の歳月をかけて読了しました。(最初購入したのはハードカバーだったのですが、重くてますます読み進めないので、ペーパーバックを再購入して)、それにしても、どれだけかかってるの~約8年もかかっています。しかし、われながら、よく読んだ。全部で329ページ、週に1、2ページのペースで読んだってことでしょうか?途中1年近く放置し、最近ラストに差し掛かってきたので、毎日1、2ページ、そしてようやく読み終えました。
アンタイラーは第一回目に読んだ時には、ストーリーとか、伝えたいことがぴんと来ないものなので、今回も、あらすじが大体分ったような気になっただけですが、、
イラン革命でアメリカへ亡命してきたイラン人の女性、主人公のMaryam(マーヤムと読むのでしょうか?)Yazdan一家と、ドナルドソン一家は、物語の冒頭でボルチモアの空港で出会います。
Maryamの息子夫婦と、ドナルドソン夫婦はともに子供に恵まれず、それぞれ韓国からスーザンとJin-Hoという養女をもらいます。(面白いことに、イラン人一家は娘にアメリカ的な名前を付けて、アメリカ人一家は、娘に異国風の名前を付けます)子供たちの出迎えにふたつの一家が偶然めぐりあい、それから、子供たちの成長する長い年月、二つの家庭の交流を描いています。
かたやイランに実家のある、伝統的な中近東の風習をもつ家庭。かたや、生粋のヤンキー一家です。お互いにまったく違う風俗を勉強?感慨?違和感?などなどを持ちながらも、暖かく交流していきます。
数多くのパーティ、パーティ、パーティです。パーティは交互にYazdan家とドナルドソン家で行われます。
途中で主人公のMaryamとドナルドソン夫妻の父親のデイブのロマンス?などもありますが、英語があまり得意ではない私には、どれだけパーティーシーンを読まされるのだろうと思いました。その中でも読んでいて一番おもしろかったのは、ドナルドソン家の二番目の養女XiuMeiのおしゃぶりさよならパーティです。おしゃぶりが手放せない娘に本当におしゃぶりと決断させるために、家じゅうのおしゃぶりに風船をつけて、空に放つというパーティです。
冒頭の部分などは、8年近く前に読んでいるのですから、物語全体の感想といえるのかどうかわかりませんが、こんどこそ、もう一度集中して、短期間に読み返してみたいものです。
というよりも、ぜひとも翻訳家の方に日本語に翻訳していただきたいものです。

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コメント

初めまして。Digging to America を今読んでいる者です。
自分でも読み進めているのですが、まだ英語力が不十分のためなかなか思うように進みません...。本はとても大好きなのですが、英語となるだけで苦労しています。
すぐにDigging to Americaを読み終えてsummaryや質問に答えなければいけないのですが、期日までに間に合う気がしません。大変おこがましいのですが、覚えている限りでいいので内容を詳しく教えていただけないでしょうか??いずれきちんと読み終えるつもりです。お力を貸してはいただけないでしょうか?
添付したメールに返信をくれると幸いです。突然失礼しました。

投稿: skyboy | 2014年8月13日 (水) 18時31分

skyboyさん、コメントありがとうございました。
なにしろ当方8年も懸けて読んだくらいの英語力ですから、なんとなく覚えている内容といっても、この本文に掲載したものくらいです。
要約としたら、イラン系アメリカ人一家と、生粋のヤンキー一家がお互いの養女の成長を通して交流する?といったストーリーでしょうか?余りお役に立てず申し訳ありませんでした。今度またすべて読み終えられたら是非感想を聞かせてください。

投稿: イルカ | 2014年8月13日 (水) 19時20分

そうでしたか...
全然大丈夫ですよ! ありがとうございました。
結局最後はどのような結果になるか覚えてらっしゃいますか??

投稿: skyboy | 2014年8月18日 (月) 17時31分

skyboyさん、物語の最後あたりはですね、イラン人のYazdan宅でのパーティに現れなかった母親のMaryamの家まで、ドナルドソン家のみんなが迎えに行って大団円というかんじでした。パーティの最中にドナルドソン家の人たちが誰もいなくなってしまったことを息子から電話で聞いたMaryamが「寿司パーティなんかするからみんな驚いっちゃったんじゃないの?」ってセリフがちょっと面白かったです。

投稿: イルカ | 2014年8月18日 (月) 19時49分

そうなんですね(。。)
なんだかDigging to Americaについて色々知りたいことがでてきたんですが、他にも聞いてはだめですか?
今chapter2のleaf-raking partyのところで、全体の話の流れがよく分かりません。時間がないのが一番のネックですね...。
よかったらメールか何かがうれしいのですが、どうでしょうか?
だめでしたら全然大丈夫です!

投稿: skyboy | 2014年8月19日 (火) 00時42分

skyboyさん、すみません、メールでやり取りするほどの時間がとれないので、コメント欄で時々短いやり取りができたら幸いです。落ち葉掻きパーティーのあたりですと、本当に冒頭ですね。私も8年も読むのにかかりましたので、気長にチャレンジしてください。というか、私としては、是非文春文庫あたりから、日本語翻訳版を出してくれることをとても望んでいる次第です。

投稿: イルカ | 2014年8月19日 (火) 19時35分

そうですよね。なんだかすいません。なんとか頑張りますね! ありがとうございます。
いくつか質問させていただいてもいいですか?? 覚えている範囲で大丈夫です。
・パーティーが沢山あったと聞いたんですが、他にどんなパーティーがあったんですか??
・実際に二つの家族が感じた育て方や文化の違いは何ですか? 具体的にどういった事件や行事があったのでしょうか?
・冒頭で、二つの家族が子供を受け取りますが、この時点での二つの家族の違い、またこれから起こるであろう問題や機会とはなんですか?
・Maryam YazdamとDave Dickinsonのそれぞれの最も重要なイベントと、それに対してどのような心境の変化、挫折、成長があったか。
・この本は一般の読者や読者の人間性にどのような影響を与えたか。
・アメリカに移民してきた外国人が体験したことで学んだことを実際の本の中の例を使ってまとめる。例だけでもいいです。
・アン・タイラーさんは、文学作品としてどのようなことを伝えたくて、また、何を成功させたか。

以上のことを使って英語のエッセイを書きたいのですが、如何せん読み終えていないもので...。読んでいないと分からない事柄が多くて、上の質問の中で答えれる範囲で構わないので、どうか教えてもらえないでしょうか?? 盗作するつもりはないので、特に上の事柄に関わる本の内容や、描写を教えていただければと思いました。
質問内容も多くて大変失礼なことですが、お時間あるときによければよろしくお願いいたします。

投稿: skyboy | 2014年8月19日 (火) 22時42分

図々しいお願いでしたよね。長々と書いて申し訳ありませんでした。

本の内容だけでもと思ったのですが、お願いできないでしょうか..?
すいません。

投稿: skyboy | 2014年8月21日 (木) 11時14分

やっぱり迷惑ですよね。
すいませんでした。

投稿: skyboy | 2014年8月21日 (木) 21時20分

skyboyさん、ゆっくりコメントを読む時間がとれなくて、お返事できなくてすみませんでした。
迷惑では全然ないのですが、読み始めが8年前、読了も3か月以上前ですので、ちょっと全体のお話をするのがむずかしいのです、、ごめんなさい。時間が取れたらコメントに少しずつお返事できるかもしれません。気長にお待ちいただけますか?
ところで、その他のアンタイラー作品は読まれたことはありますか?
「あのころ私たちは大人だった」という小説があるのですが、こちらは文春文庫から和訳で出版されており、パーティ三昧という点で似ているところがあるので、是非読んでみてください。アンタイラーワールドのツボがわかると思います。私の中では、「あのころ私たちは大人だったが」アンタイラー作品で一番好きな作品です。(現在絶版で、図書館で借りるか中古を買うかしかないのが悩ましいところですが。。。

投稿: イルカ | 2014年8月21日 (木) 23時08分

なんだかいろいろすいません。。
アン•タイラーの本は今回が初めてでした! 海外から取り寄せなら多分まだありますよね、和訳版もなんとか手に入れて読み進めてみたいと思います。
個人的にはジョージ•オーウェルの本がきっかけで英本に、はまりました。

分かる範囲で全然構わないので、digging to americaについて教えてくれませんか⁇
できれば今日中、最悪明日だとありがたいのですが…。
読み終わったのもかなり前なのにいろいろ無理言ってすいません。

投稿: skyboy | 2014年8月22日 (金) 11時46分

あれ、返信届いてます??

投稿: skyboy | 2014年8月24日 (日) 01時58分

skyboyさん、自宅に戻ってPCを開かないと返信できない環境のため、なかなかタイムリーにお返事できません。すみません!ちょっと週末も時間がとれそうにありません。
なんとか、自力でレポート頑張ってください!

投稿: イルカ | 2014年8月24日 (日) 09時44分

分かりました。色々とすいません。
週末明けでも大丈夫ですので、お時間ありましたら返信してくれると幸いです。

投稿: skyboy | 2014年8月24日 (日) 10時01分

skyboyさん、いつになるかわかりませんが、時間に余裕ができたらまたコメントさせていただきます。ところで、アンタイラーでエッセイでレポートさせるなんて、素晴らしいチョイスの大学ですね。どちらの大学なのでしょうか?ゼミか担当教官のお名前もお聞きしても大丈夫でしたら是非教えてください。聴講生にでもなれたらなんて夢みてしまいます。

投稿: イルカ | 2014年8月24日 (日) 11時32分

課題図書がいくつかあり、その中のアンタイラーさんの本を自分で選びました! ただ今回予定が立て込んでしまって読み切ることが出来ませんでした(泣)
海外なので多分聴講生には...。海外だとアンタイラーさんは有名ですよね♪
でもなぜかDigging to Americaだけ和訳がないんですよね。日本だと売れない内容なんでしょうか? 途中までですがとても良いお話だと思います。

できれば25日や26日だと嬉しいです汗
内容が分からないとどうしても書けないもので...。

Maryam YazdamとDave Dickinsonのそれぞれの最も重要なイベントだけでもお願いします。汗

投稿: skyboy | 2014年8月24日 (日) 13時25分

skyboyさん、わかる限りでお答えしますね。
・パーティーが沢山あったと聞いたんですが、他にどんなパーティーがあったんですか??
>>わたしが印象に残っているのは、おしゃぶりお別れパーティです。ドナルドソン家の2番目の養女のXiumeiがおしゃぶり離れができないので、家にあるおしゃぶりに風船を付けてとばせるんですよね。あとはふつうの食事会のようなパーティだったかな?
・実際に二つの家族が感じた育て方や文化の違いは何ですか? 具体的にどういった事件や行事があったのでしょうか?
>>イラン革命の話などの回想が結構あります。料理の違いなど、など、詳しくは忘れてしまいましたが、いろいろあったと思います。
・冒頭で、二つの家族が子供を受け取りますが、この時点での二つの家族の違い、またこれから起こるであろう問題や機会とはなんですか?
>>そこまで考えて読んでなかったので、よくわかりません。
・Maryam YazdamとDave Dickinsonのそれぞれの最も重要なイベントと、それに対してどのような心境の変化、挫折、成長があったか。
>>ふたりのロマンスでしょうね~、一度は結婚を断られてDaveは落ち込みますが、それでもDaveの態度がかわらなかったのがよかったのか、最後はまたほんわかした交際がスタートします。(結婚はしませんが)
・この本は一般の読者や読者の人間性にどのような影響を与えたか。
>>さぁ、、そこまではわかりません、、アンタイラー作品は私はいつも10回くらい繰り返して読んでいるのですが、それでも新しい気づきがあるので、一度読んだだけでは、ほとんど理解していないのではと思います。
・アメリカに移民してきた外国人が体験したことで学んだことを実際の本の中の例を使ってまとめる。例だけでもいいです。
>>やはりわかりません
・アン・タイラーさんは、文学作品としてどのようなことを伝えたくて、また、何を成功させたか。
>>アンタイラーさんの旦那さんがたしか中東系出身の旦那さんだったので、異文化同士の交流一度書きたかったのかもしれませんが、、どうなんでしょうね。

質問の回答、とても興味があるので、読了しましたら、是非skyboyさんの意見もお聞かせください

投稿: イルカ | 2014年8月25日 (月) 20時31分

お忙しい中すいません‼︎
本で読んでたんですが、kindleで購入して読むとインタビューやいろいろあって非常に面白い内容になっていました!

・Maryam YazdamとDave Dickinsonのそれぞれの最も重要なイベントと、それに対してどのような心境の変化、挫折、成長があったか。

について、ロマンスについてもう少し教えてくれませんか?
また、それぞれの、ロマンスの他にMaryamとDaveのそれぞれのエピソードか何かありませんか??

投稿: skyboy | 2014年8月26日 (火) 00時18分

skyboyさん、最後のご質問、回答おそくなりましたが、そのあたりはずいぶん昔に読んだので、ちょっと回答難しいです、すみません。アンタイラーの小説の話をこんなにたくさんできたのははじめてで、とてもうれしかったです。これを機会にskyboyさんがアンタイラーの他の小説もいろいろ読んでいただけたら、もっとうれしいです。今日気がついたのですが、今年の4月にアンタイラーの新刊「The Beginner's Goodbye」が出版されているようです。早速取り寄せて、次はこの本を読んでみるつもりです(今回は何年かかるのでしょうか。。?)
アンタイラーの小説のコメント楽しかったです。ありがとうございました。

投稿: イルカ | 2014年9月 2日 (火) 23時08分

こちらこそ色々ぶしつけがましい質問をしたのに、ありがとうございました。
kindleで新作のchapter1が観れますよ!

これからも色々読んでみます。

投稿: skyboy | 2014年9月 3日 (水) 19時22分

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