インドで暮らす
著者石田保昭 岩波新書
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著者 山際素男 三一書房
このところ、山際素男さんのインドの不可触民関連の本などを何冊かよんでいるのですが、
本書は、すさまじい不可触民に対する暴力、虐待、犯罪行為に政府や警察ぐるみかかわっていたのに、問題としてマスコミに取り上げられるとなるや、まったく知らなかったと白を切る様子が描かれています。
部下が犯したことは、自分は知らぬ存ぜぬのところで起きたことなので、自分には全く責任はないと言っているのです。
この光景はまるで、今日本で現在進行形の森友問題で、証人喚問された前国税庁長官の佐川氏や自分が任命して、「適材適所」で、優秀な逸材とはっきり言っていた部下がおかした不祥事について、知らなかったから責任はないとうそぶく政治家の様子・・
これは1980年代のインドの話なのですが、40年ちかく前のインドの状況と現在の日本が同じというのがなんともやるせない・・
本書にはまた、佐々井秀嶺というインド、ナーグプルに暮らす真言宗の僧侶が紹介されている。まったく知らない名前でしたが、真言宗のお坊さんということで、我が家で葬式などのときにお世話になるお寺の宗派のお坊さんでしたよ。。我が家の菩提寺のお坊さんなんかは高級車のりまわして高いお布施で、お寺を観光地にしてぶいぶい言わせているのですが、おなじ真言宗のお坊さんでもすごいちゃんとしたお坊さんもいるのだなぁとびっくりです。マザーテレサのように、ちゃんとしたことすると、宗教界では異端児扱いされるんだろうなぁ。この地区の警察最高幹部はこううそぶいている。「犯罪の性格がどうのこうのいわれたって仕方ないよ、わしのところに下のものがいってきてはじめて犯罪があったことが判るんであって、その犯罪の性格なぞわしには元々関係がないんだ。容疑者を盲にしたという連中は、そんなことをわしに報告する必要がないと思ったからしなかったまでであって、後になって知らなかったといわれてもわしには何の”責任”もないよ」州警察本部長も新聞を読むまで全く知らなかったといっているが、彼は最近何度も場がプールを訪れている、そこで何らの報告もうけなかったのだろうか。
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著者 山際 素男 光文社
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編著 NHKスペシャル取材班 文芸春秋
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著者 冬野 花 中経の文庫
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