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2018年4月20日 (金)

人間の條件

著者 五味川順平 文春文庫

中谷美紀のインド旅行記から始まって、どうして「人間の條件」にたどり着いてしまうのか。。
いやぁ~文学って本当に面白いですね。
中谷美紀の「インド旅行記」面白かった→インド本読み漁り→インド本を多く出版している三一書房がどういう出版社なのか気になり調べてみた→ベストセラー本「人間の條件」で有名な会社らしい
というわけでたどりついた「人間の條件」、きっかけはやはり中谷美紀なんですよ。。
しかしこの本、、内容が重い、暗い、つらすぎる、、
今の日本の状況などをみると、戦争という国策に人生を翻弄させられた主人公や同時代人のストーリーで、タイムリーな本と言う気もします。
学校の道徳の教科書でスポーツ選手の根性話を子供に読ませるくらいだったら、この本の根性話よませたほうがまだ道徳の勉強になるのではなんて思ってしまいました。
一巻読んだだけでせつなくてつらくて、あと5巻も読むのがヘビーなんですよ。
自分の祖父もシベリア抑留者であり、読まなきゃいけないのでしょうが、、つらい、、
第一話は鉄鋼会社社員の主人公が満州にある鉱山で現地の労働者たちと丁々発止をする話なのですが、、自分は良心をもった穢れのない人間だと信じて生きてきた人間も、戦争中は、お国のためという言い分で、実は最終的に我が身かわいさで、敵国の人間を平気で蹂躙する心を持たねばならぬわけで、何度も心の揺れ動く主人公に読んでいて疲れてきてしまいました。
この作品は仲代達也が主演で映画化もされているということで、映画も見てみたいと思いました。
また2巻目以降を読めるような気持ちになりましたら、感想をもうすこし詳しく書きたいとおもいます。

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