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2018年4月 5日 (木)

インド青年群像

著者 渡辺建夫 晶文社

ボンベイやカルカッタ、ゴアなど、インドの民宿のようなところに滞在して、街の労働者たちと会話をした記録は面白く、また、インドの文学や音楽、映画など、ちょっとマニアックな内容がとても興味深かったです。
本書でおもしろかったのが、同じ下宿の住人のひとりに困っているから貸してくれといわれて貸したのに、「ありがとう」もなく、貸した金を踏み倒しても顔を合わせても「すみません」もないというエピソードが出てきました。
他の人が書いたインドの話でもときどきこの「ありがとう」問題はでてくるのですが、インドでは「ありがとう」と「すみません」があまり使われないので、ヒンズー語の映画を見ていても、そういう場面だけ、英語になっているという記述が本書にあったので、やはり本当にそうなのかなぁ、、なんでもかんでも「すみません」と「どうも」という日本人とすごい対照的な国民なのだなぁと思いました。。
本書は1978年と、40年も前ですので、今のインドの様子とはまるで違うのかもしれませんが、農村などはあまり違わないのかもしれません。
この著者はどういう方なのだろうと、ネットで調べても略歴などが詳しいことが検索できませんでした。数冊の本をだしてはいるようなので、また他の本もよんでみたいと思います。

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