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2018年4月 4日 (水)

三一書房が気になりまして

最近、インド本を読み漁っておりましたところ、その出版社の多くに三一書房がありました。

なんだろう、労働問題を得意とする左翼系の出版社なのだろうかしら?
インドのカースト問題などと同時に、日本の差別問題の本も多く出しているようです。。
ということで、どういう出版社なのかとちょっと調べてみましたら、なんか、会社が労働争議にあっているようなのですよ。
社員をロックアウトしたりって、、なにこれ、
しかも1998年ということで、結構最近の出来事ですよ。(といっても20年前ですが)。
なんと労使が和解したのが2011年ということで、ずいぶん長いこと争議が続いてました。
労働問題を取り扱っている本家本元の出版社で労働争議するなんて。。?なになに、どういうことよ?
で、「三一書房」で検索しただけで、学研争議とか、明石書店争議とか、光文社争議とか別の出版社の争議の話まで出てきました、、出版業界はもめごとが日常茶飯事jなの、どうしたの?
検索結果ではいろいろな記事が出てくるのですが、個人のブログなどが多くて、なかなか要領を得なかったのですが、そのいろいろな記事を総合すると・・・
社会派の出版社だった三一書房が2006年から2011年まで労使のトラブルで出版活動が妨げられてきた。特に原発の危険性に長年警鐘を鳴らしてきた三一書房にもかかわらず福島原発事故が起きた状況下に新刊も出せず、社員は悔しい思いをしたと語られています。
2011年6月に三一書房臨時株主総会で出版部門の免責的事業譲渡が決議。出版部門の免責的事業譲渡により、従業員に労働債権と引き換えに三一書房が譲渡され、新生三一書房として生まれ変わったみたいです。。そうだったんだね~
「三一書房の良心の灯を支える表現者の会」の呼びかけ人として、鶴見俊輔、馬場あき子、別役実、岡留安則、唐十郎などなどの著名人を含む多くの知識人が運動していたみたいで、良心の灯が支えられてよかったです。
極右の出版社から極左の出版社まで自由に活動ができる国がまともな国といえるなかもしれませんね。
こちらの出版社はかなり左系の本が多いのかもしれませんが、それでもT.S.ピライのようなインドの大文学者の本まで出しているのですから大したものだと思いますよ。きっとこれからもお世話になる出版社かと思います。
しかし長年労働問題の本を出してきた出版社で、10年以上も労働争議を解決できないって、、なんだか悲しい話ですね。うーむ、、
それにしても、最近知らないことばかりです、、このセリフが多すぎる気がします。

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