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2018年7月14日 (土)

インドかよ!

著者 ウィリアムサトクリフ ヴィレッジブックス

パブリックスクール出身のイギリス人の大学生が夏休みを利用して、友人の恋人とインドを旅するイギリスでベストセラーになったという一冊。
軟弱なイギリス人が、インドで旅の恥をかきすててくる。
ロイターの記者にインドの政治問題のひとつもしらない。新聞をよまないかと皮肉をいわれても、反省するどころか、むっとするだけ。
インドで出会った欧米女性をナンパして、マリファナを吸って、ヨガにはまった友人をよこめにし、そしてイギリスに戻って、ふかふかしたベッドでやっと眠れるとほっとする。
そんな、なるほどヒッピーのインド旅行記でした。
インド到着二日目に、まとわりつく乞食の女の子を軽くこづくあたり、インドに来て、乞食を無視できなければ、インドで旅行できないと言われて、なるほどと思うあたり、インドを旅行することは、自分の虚栄心とか、偽善心とか、自己中心性とかに、向き合わなければならないということなのだなぁなどと考えてしまいました。
そもそもインドのこの不安定の状況の責任の一端にイギリスがあると思うのに、いいのかこれで、なんて少し思ってしまった一冊でもありました。

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